理事長 米原啓之
顎顔面補綴とは,良性および悪性腫瘍,口唇口蓋裂などの先天疾患および外傷などによって上下顎により構成される口腔や頬部,眼窩など顔面に認められる組織欠損に対して治療を行う方法です。しかし顎顔面領域は複雑な機能と高度な審美性を要求されることから,患者さんが満足できる機能と形態の回復を達成することは容易ではありません。日本顎顔面補綴学会は,1976(昭和51)年に第1回の研究会が開催され,1984(昭和59)年からは歯科における学際的で専門性の高い学会として活動を続けております。本学会には,口腔顎顔面領域の欠損に対して,機能と形態を回復し,患者さんが快適な社会生活をおくれることを目的して,補綴科,口腔外科,形成再建外科,摂食機能療法科,歯科技工士,歯科衛生士,言語聴覚士など多くの分野の研究者達が参加しています。これらの専門家が,患者さんの希望を親身に受け止め専門領域の垣根を越えて連携して顎顔面補綴治療の進歩発展を遂行するとともに,広く社会に啓発しながら患者さんの治療に貢献すべく日々努力しております。

【日本顎顔面補綴学会 歴代理事長】

氏 名在任歴
瀬戸 晥一1984 ~ 1987
大山 喬史1988 ~ 1991
古田  勲1992 ~ 1996
田中 貴信1997 ~ 2000
石橋 寛二2001 ~ 2002
谷口  尚2003 ~ 2006
後藤 昌昭2007 ~ 2010
石上 友彦2011 ~ 2013
鱒見 進一2014 ~ 2017
米原 啓之2018~現在